In the Rain

オランダ交換留学記。兼、旅行情報まとめ。

オランダのカード事情・銀行について

今回はオランダのカード事情について。留学するだけなんだし、クレジットカードを持っていっておればいいんじゃない?と自分も最初は思っていましたが、オランダは少し事情が違います。

 

 

オランダのカード事情

結論から言うと、オランダではクレジットカードが使えないということが多々あります。その代わりによく使われているのがこちら、Maestro。

f:id:t-intherain:20160716184803p:plain

Maestro (debit card) - Wikipedia, the free encyclopedia

 

あれ、なんか似てない?と思った方はご明察、こちらMasterのデビット版です。

 

 

f:id:t-intherain:20160716185016p:plain

MasterCard - Wikipedia, the free encyclopedia

 

オランダでよく遭遇する事態が、Maestroは受け付けてるけど、クレジットカードは受け付けてないよ、ということ。オランダでよく見かけるこの看板「Pinnen Ja Graag」は、デビット受け付けてますよ、という意味。

f:id:t-intherain:20160716185403p:plain

なんで先進国でクレジットカードが使えないんだ…と思わなくはないですが、クレジットカードにかかる手数料が嫌なんでしょう。オランダに限らず、クレジットカード支払いには利用最低金額や追加料金を課しているところが多いです。

 

オランダ最大のスーパーマーケットチェーン、Albert Heijnも基本的にクレジットカードはつかえません。スーパーマーケットについての記事はこちらから。

 

intherain.hatenablog.jp

 

 

オランダの銀行

ということで、オランダで生活するのであれば、現地で銀行口座を作り、デビットカードを手に入れなくてはなりません。EURの生徒の場合は、大学に資金証明で送金したお金はオランダの銀行にしか返してくれないという最低な仕様のために、必ず作る必要があります。オランダの主な銀行は以下の通り。

 

f:id:t-intherain:20160716190159p:plain

(EURのHPより、2016年7月)

 

個人的なおすすめはABN Amro銀行。オランダ人はINGを使っている人が多かった印象です。ただしINGは英語でのサポートはなし。HPもオールオランダ語。ただ、英語との親和性が高いからか、Google翻訳でなんとでもなるようです。日本人の友達もINGを使っていました。いわく、慣れるから平気、らしい。

一方でABN Amroは英語のHP等があるので、使う上では便利です。RaboBankは十店舗がないオンラインの銀行だと聞いていました。ただ実際にRaboBankと書かれている建物を見たりしたので、いったいどうなのか…。周りに使っている人はほとんどいなかった印象です。

 

 

口座開設にあたっての注意を2つ

BSN Number

上にはABN AmroBSN Numberはもしあったら、と書いてありますが、僕の場合は1月以内に持ってこないと口座が凍結されるよ、と言われたのでなかなか焦りました。現地は結構適当だったりもしますので、実際に店舗で確認していただくのがよいかと思います。

INGも同じ表記ですが、BSNは必要なかったようです。

 

Dutch Phone Number

オランダの携帯電話番号が必要となる銀行もあります。本人確認等々で必要になるそうです。

 

 

送金について

オランダで驚いたのが、銀行間の送金に手数料がかからないこと。ホームパーティー(宅飲みとも言う)のあと、買い出しをしてくれた人の口座に送金するので面倒なお金の計算はなし。とても便利です。

そのうえスマートフォンのアプリからも送金が可能なので、とても重宝していました。

 

 

まとめ

観光客の多いアムステルダムではクレジットカードを使えるところも多い印象ですが、それ以外では驚くほど使えないので、快適なオランダ生活のためにもデビットカードを手に入れることをおすすめします。

一度手に入れてさえしまえば、ほとんどすべてのところで使うことができるので、現金をほとんど持ち歩くことがなくなります。笑

留学の際に使うお得なクレジットカードのお勧めは以下の記事で。 

intherain.hatenablog.jp

 

オランダ記事まとめはこちらから

intherain.hatenablog.jp