TOEFLとIELTSどちらを受験するか
多くの留学をする人が悩むポイントとなるのが、
どこに留学をするのか
大前提として、北米に行くのか、
北米はTOEFL、
TOEFL
点数はReading・Listening・Speaking・Writingの各セクション30点。合計で120点満点。費用は$230。
利点
- IELTSより比較的参考書等(情報)が多い
- 試験頻度が高い
- リスニングがアメリカ英語なのでどちらかと言えば聞き取りやすい
- ライティングで誤字を直したり、途中で挿入したりしやすい
- ライティングで字数カウントをする必要がない
- 人がスピーキングでしゃべっている内容から、問題を予想できる
欠点
- 試験時間が長い
- タイピングに慣れていないとライティングに時間がかかる
- スピーキングはPCに向かってしゃべるため、
なんとなくしゃべりづらい - リーディングで書き込めない
- 目が疲れる
- 多くの人が並行で試験を受けているので、
スピーキングの声が邪魔になることがある
IELTS
少々特殊な点数計算。Reading・Listening・Speaking・Writingの各セクション0.5刻みで最高点は9.0。総合スコア(Overall)は各セクションの平均を0.5刻みで切り上げ。つまり、R7.0、L7.5、S6.5、W6.5の場合、平均6.875ですが、総合スコアは7.0となります。費用は約25000円
利点
- 紙ベースなのでなんとなく慣れている
- 試験時間が短め
- リーディングで書き込める
- スピーキングは対人なので話しやすい
欠点
- 情報が少なめ
- 試験頻度が低い
- 試験会場が少ない
- 配られる鉛筆と消しゴムしか使えない
- ライティングで後から書き直しづらい
- ライティングで字数をカウントするのが面倒
その他
人による向き不向きもあるので一概には言えませんが、
また、TOEFL・IELTS・TOEICなどの換算表も巷で出回っていますが、公式に発表されているものは存在せず、あまり信用ができるものではありません。あくまで目安程度に。両方受けた経験としては、TOEFL90よりもIELTS6.5は簡単に取れるような気がします。
何点取ればいいのか、という基準は大学ごとに決まっているので一概には言いづらいですが、一般的な大学であればTOEFL90もしくはIELTS6.5、ロンドンの大学やアメリカの超優秀な大学であればTOEFL100もしくはIELTS7.0以上(各セクションごとの点数にも規定あり)が求められるでしょう。
まとめ
一番に考えるべきは、留学をしたい場所がどこかということです。北米なのか欧州なのか、ここが一番大きな差だと思います。
個人的な意見としては、時間に余裕をもってIELTSを受けることをおすすめします。ほとんどどこでも使えるのでつぶしも効きますし、何より試験のストレスが少なく感じます。受験と同様に紙ベースのテストですし、各セクションごとの時間がTOEFLより短い上に、スピーキングが切り離されているので、見た目以上にテストのしんどさが減ります。