アポスティーユ認証付き戸籍謄本の取得、英訳についての説明記事になります。
情報は2016年4月のものとなりますのでご注意ください。
アポスティーユ認証付き戸籍謄本とは
アポスティーユ認証付き戸籍謄本とは、公的に証明されたものですよ、と日本国外務省のお墨付きを得た戸籍謄本のことを言います。これは日本語表記であるため、実際に外国で必要となる際には、認定を受けている機関での翻訳が必要となります。
オランダに留学する際には、
- City Hall (市役所) への登録
- オランダでのパスポート発行
等に必要となります。
英訳されたアポスティーユ認証付き戸籍謄本の取得方法
取得の手順は以下のようになります。
- 戸籍謄本入手@日本
- 外務省でアポスティーユをもらう@日本
- 在オランダ日本国大使館で翻訳申請@ハーグ
- 在オランダ日本国大使館で翻訳受け取り@ハーグ
- オランダ外務省に持っていきLegalization@ハーグ
戸籍謄本の取得
本籍地のある市区町村にて交付申請をしてください。この部分は特に問題はないかと。下宿等をしている大学生は注意が必要です。
外務省でアポスティーユ認証をしてもらう
郵送での申請、窓口での申請のどちらも可能です。詳しくはここから。
在オランダ日本国大使館にて翻訳申請を行う
アポスティーユ認証は言ってしまえばただのハンコなので、英文に翻訳する必要があります。これをハーグにある日本国大使館にて行います。イギリスのビザは翻訳会社に頼んだんですが、こちらは公認のとこの必要があるようなので、大使館へ。
営業時間は平日の 09:00 ~ 12:30、13:30 ~ 16:00。受け取る際も同じです。
アクセスは以下より。Peace Palaceのそばにあります。
在オランダ日本国大使館にて翻訳された戸籍謄本をもらう
⑤と同日に行うために、午前中、早めに行くことをお勧めします。
オランダ外務省にてLegalization
これは必要がない場合もあるそうですが、念のため。ただ問題が、このLegalizationを行うオフィスの営業時間が09:00 ~ 12:30であること。更に11:30までの提出でないとその日のうちに受け取れません。お役所仕事…。そのため、日本大使館には10:00くらいまでについておいたほうがよいでしょう。ちなみに、オランダ外務省ではなぜか待合ロビーでコーヒーがただで飲めます。アクセスは以下より。Den Haag Centraal駅のすぐそばにあります。
Contacting the Ministry of Foreign Affairs | Ministry of Foreign Affairs | Government.nl
オランダの公機関のHPに載ってる地図は全体的に見づらい…。GoogleMapで検索したほうが分かりやすいです。
このように英訳されたアポスティーユ認証付き戸籍謄本を手に入れるのはかなり面倒です。さらに、このアポスティーユ認証付き戸籍謄本はCity Hallの登録に必要になるのですが、交換留学生はほとんど行っていない始末。わかるよ面倒だし…。
City Hallの登録を行うとBSN Numberがもらえます。ABN Amro銀行で提示が求められたりと、このBSN Numberが必要となるとき(本来は税金等の手続きに必要となるようです)以外はCity Hallという言葉を耳にすることはまずないでしょう。地名はStadhuisですし。まわりの友達はほとんど登録していませんでした。もちろん、したほうがいいのは当たり前なのですが。
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