In the Rain

オランダ交換留学記。兼、旅行情報まとめ。

海外インターンシップの探し方

海外でインターンをしていたというといつも聞かれるのが、どこでインターン先を見つけたのかということ。自分がインターン先を見つけた方法を含め、友達から聞いた話などを紹介します。僕はintrax(イントラックス)を利用したのでそれについても。

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僕が海外インターン先を見つけた方法

僕はintraxという斡旋業者(エージェント)を利用してインターン先を見つけました。本当は自分で探して行くつもりだったのですが、スケジュール的に厳しいのではないかということで斡旋業者を利用しました。

そのため、正直な話自分でインターン先を見つけた、とは言えません。結果的によい会社で働かせていただくことができたのでよかったのですが、自分で探したほうが納得のいくインターン先が見つかりやすいのではないかとも思います。斡旋業者を通す場合の利点と欠点を次にまとめます。

 

 

斡旋業者(エージェント)は通すべきか

以下がメリットとデメリットになります。斡旋業者を通さず自分ですべて行う場合には、これらのメリット・デメリットが真逆になると考えてもらえばだいたい正しいと思います。

 

斡旋業者を通すメリット
  • やらなくてはいけないことを一部アウトソーシングできる(ビザ等の手続きの代行・補助など)
  • 比較的条件の整ったインターン先が見つかりやすい
  • インターン先にある程度の信頼がおける
  • 日本語で交渉できる
斡旋業者を通すデメリット
  • お金がとてもかかる
  • 手続きの間に斡旋業者が入るので進みが遅い

 

斡旋業者を通す上で気を付けること

上と被る部分もありますが、これらの点に気を付ける必要があります。

 

  • 斡旋業者はすべてをやってくれる訳ではない

もちろん業者にもよりますが、斡旋業者は基本的にインターン先の斡旋が仕事です。完全にすべて代行してくれると明記していない限りは、ビザなどの手続きは自分で行う必要があります。「サポートをする」等と書いてあっても、どこまでサポートをしてもらえるのかはわかりません。実際僕の場合にはろくなサポートもなかったので、お金に見合う価値があるとは思えませんでした。

どこまでサポートをしてもらえるかを見極めることが大事です。また、メールの返信が返ってくるまでの時間も重要です。

 

  • 時間がかかる

斡旋業者に間に入ってもらう形となるので、時間がかかります。一方で、英語に十分な自信がない場合には、むしろ早く物事をすすめられるかもしれません。

 

  • とにかくお金がかかる

この点が一番大きいのではないかと思います。業者にもよりますが、かなり高額の料金がかかります。手間を省く分仕方ないとはいえ、想像以上に高いです。

 

それでは実際のインターンシップの探し方の紹介をしていきます。

 

 

斡旋業者を探す

これについては無数にあるので、以下のようなリンクから斡旋業者のサイトを見て選びましょう。

大手の斡旋業者はほぼすべて載っているはずです。

どれか一つの業者に絞るのではなく、いくつか実際に訪れてみて、対応等を含めて検討してみるのがよいでしょう。

 

上記のリンクに記載されていなくて、自分が検討したのはEFのインターンシッププログラム。語学研修の後にインターンを行うというプログラムになります。費用が法外なくらい高い(語学学校に行くので仕方ないといえば仕方ない)のと、イギリスだと滞在期間の1/3しかインターンができないのがネック。

 

また、アジア地域を中心にサービスを提供している斡旋業者があります。Ajitoraは友人が利用していました。あんまり評判は良くないようにも思いますが…。GlobalWingのほうが規模としては小さいですが、サービスが良いと耳にしました。

 

僕が実際に利用した斡旋業者(intrax)

僕が実際に利用したのはintraxという会社。僕がインターンをしたのがイギリスであり、この会社がメインターゲットとしているアメリカではなかったので、残念ながら指示が間違っていたり、納得のいくサービスが受けられませんでした。なので、イギリスにインターンをされる方にはお勧めできません。

流れとしては、

  1. 無料相談会と英語テスト
  2. 登録費用(前金)支払い(5万円)
  3. 英文履歴書の提出
  4. 面接準備(ドイツの方と面接準備のSkypeをしました)
  5. 用意されたインターン先と面接
  6. 合否決定、参加費用支払い(20万円)

 

仕事が微妙な割にお金の要求はしっかりしてきたのでかなりイライラもたまりました。

 

ですが、アメリカでのインターンを希望されている方でしたらお勧めできるかと思います。米国国務省認定であり、インターンに必要なJ-1ビザの発給がスムーズに行えるようです。

 

 

斡旋業者を通さない場合

斡旋業者を通さない場合には、すべてに対して自分で責任を負う必要があります。インターン先が信頼のおけるところなのかはもちろん、ビザの手配や保険等も自分で行う必要があります。斡旋の手数料がかからないので基本的にお安く済みます。

Wantedly以外はある程度英語ができる必要があるので注意。

 

Wantedly

日本のサイトかつ、募集量も多いです。インターンだけでなく、正規採用なども一緒に掲載されているのが少し探しづらいですが、一番おすすめのサイト。アプリもあります。

 

www.wantedly.com

 

WWOOF

World Wide Opportunites on Organic Farmsの略。こちらが労働力を提供する代わりに、ホストに住居や食事を提供してもらうという仕組みです。名前の通り農業をすることになります。農業系のインターン(というかホームステイ兼労働ですが)をしたい人におすすめ。特にオーストラリアではかなりメジャーらしい。

ワーホリで使ってる人が多いような気がします。はじめは農場で働きながらのんびり語学を勉強して、みたいな。ただ、農場なので田舎、しかも訛っていたりそもそも英語圏に行ったのに英語じゃなかったりということもあるようなので注意して選びましょう。オランダだとチーズ農家に行ったりもある。

会員登録料が値上げしていて人気が落ちてきているとかなんとか。

 

紹介されている記事もいくつか。

 

www.wwoof.net

 

 

Workaway

こちらは農業に限らずなんでもありなインターンシップ情報サイト。募集数も多いです。登録料(23ユーロ)がかかることに注意。リンク先のサイトにて詳しくご紹介されていました。

 

www.workaway.info

 

 

HelpX

WWOOF、Workawayと同様に、ホストに頼まれた仕事をする代わりに、滞在費と食費を提供してもらうという仕組みです。無料でも利用可能ですが、ホストの情報等の詳細を見るために、20ユーロの登録料がかかるので、実質有料となります。

 

www.helpx.net

 

 

番外編

最もよいインターン先の見つけ方は間違いなくコネです。なかなかそんなコネがないから困るのですが。ゼミや研究室の先生、キャリア支援室などにまず相談してみるというのも大事です。

 

 

まとめ

海外インターンを探す際は一体何から始めればよいのかわからない人が多数ではないかと思います。まずはいろいろなところで話を聞き、情報を集めるところから始めてみてはいかがでしょうか。インターネット上だけではなく、実際に会って話してみることも重要だと思います。

また追加情報があれば随時更新します。